久々に感動した映画

6月末、多忙を極めていたものの、
以前から観たいと思っていた映画に
妹が誘ってくれました。

フランス映画の「オーケストラ Le Concert」です。
私がウィーンで生活していた1980年のお話なので、
自分の吸った空気や、生活の中で嗅いだ香りが
たくさん思い出されました。

喜劇、悲劇、社会派映画、そして情熱的な音楽映画
とパンフレットに書かれていましたが、
「のだめカンタービレ」で沸く時代に、
大人には是非、この映画を観てほしいと思いました。

ロシアのボリショイ劇場で、今は清掃係として働く、
その昔天才!と讃えられた指揮者が、
支配人室を清掃中に送られてきた1枚のファックスで
ある行動を起こします。
それはパリのシャトレ座からで、
2週間後に予定していたLAフィルが突然中止になったので、
急きょ、ボリショイ劇場管弦楽団に出演してほしい!
という以来のファックス。

そのファックスをポケットにしまい込み、
もと指揮者は仲間を集めはじめるのです。
その仲間とは1980年にビレジネフ政権下で行われた
ユダヤ人排斥運動で
ボリショイ劇場管弦楽団の多くのメンバーも連行されて、
今やタクシードライヴァー、蚤の市の業者、
ポルノ映画のアフレコ・・・などなど
音楽から身を遠くに置いている仲間達。
皆、この誘いにのるのですが、このあたりは
最高に面白いドタバタ喜劇!
アハハ・・・と笑っていたら、それからは神妙に・・・

シャトレ座での演奏曲目は
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲。
ソリストはその指揮者が名指しで
ある若手女流バイオリニスト。
その若手女流バイオリニストは、
指揮者らとともにその昔、
ボリショイ劇場管弦楽団と共演していた
天才女流バイオリニストの忘れ形見だったのです。

彼女はブレジネフ政権に楯つき、
シベリアに抑留され、楽器も無いのに
極寒の抑留所でもチャイコフスキーの
Vn.協奏曲を奏でていた。
その忘れ形見は当時、まだ赤ちゃんだったので、
仲間達がチェロケースにいれて、
フランス大使館に亡命させた。

しかしその赤ちゃんだった彼女は
「両親は飛行機事故で死んだ」
としか聞かせてもらっていなかった。
しかしパリに生活する彼女は奇しくも
「売れっ子バイオリニスト」として成長している。
指揮者だった彼は清掃係りになっていても、
つねにその赤ちゃんだった彼女の成長を
ロシアの空の下から見守っていたのです。
ここでも様々な人間の心模様が展開され、
言葉にできない過去、
知らせられない過去、
説明できない過去、
観ながら、主人公とともに感情を押し殺している
自分がいました。

最後はその母親であるヴバイオリニストが
最後までこだわった彼女の
「書き込み」のたくさんある
チャイコフスキーの楽譜を
様々な経緯で本番前日にその娘が手にし、
コンサートに臨む!

本当にそのプロセスを思い出しても涙が出ます。

私が留学していた際の共産圏での色々なエピソードは
昨年の「軍縮」にもほんの一部、書かせて頂きましたが、
ユダヤ人に関する社会での出来事は
その当時、黄色い顔をした私には
理解しようにも理解できなかったことでした。

この映画をご覧になった方の、どれくらいの人が、
そのストーリーの真意(1割でも)を
理解したでしょうか?

映画館の外に出る時には、あまりに目が赤くて、
恥ずかしい思いでしたが、
一方で、自分の学生時代を懐かしむ気持ち、
また、無念の思いで楽器から離れざるをえなかった
音楽家たちを偲ぶ時間が持てたことに感謝しました。





山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 12:28 * comments(0) * -

熱中症

そのような訳で、不覚にもダウンしたわけですが、
ここ数日、ニュース、報道番組で熱中症について
語られています。
しかし、どうも私の諸症状と若干違うのです。

一日中過ごす室温は低いし、湿度も低いし、
軽微な量ながらエアコン以外のファンも回しているし・・・

ただ、水分は巷で言われるように
30分おきには飲めないし、
飲料も、塩分の入ったお水ではなかったことは確かです。

しかし周りの方々に言わせれば、
もう少し遅かったら、完璧に‘さようなら〜’だった、
と脅されています?!
体内に熱がこもっていたかもしれません。

今はY君ファミリーに感謝ですし、
お教えいただいた(差し入れしていただいた)
OSー1という経口補水液で、特にゼリータイプで
命拾いした!とは思います。
OS-1の注意書きに、
「医師から脱水状態時の食事療法として
 指示された場合に限りお飲みください。
 医師、看護師、薬剤師、管理栄養士の指導として
 適するものであって、多く飲用することによって
 原疾患が治癒するものではありません。」
とうたってあります。
ただこれが今、欠品状態だとか。

鬼の攪乱で「倒れた・・・」とブログにお書きしたら、
たくさんの方からメールでお見舞いを頂きました。
ありがとうございます。
そして
「短縮ダイヤルで私の番号を入れておいてください!」
とおっしゃって下さる門下生も・・・

皆様あっての山季、心から感謝申し上げます。
昨日今日と少し凌ぎ易い気温です。

皆様もお気をつけあそばせ。

山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 11:31 * comments(0) * -

やっと・・・

6月の最後のブログからひと月が経ちました。

とにかく訳も分からず多忙な日々を送っておりました。
それでも頭の中で、これをブログで・・・と計画するのですが、
連日の暑さでパソコンに向かうとウトウトとして
結局、パソコンを閉じてしまいました。

しかもこの間、体調不良で倒れること3回冷や汗
今年はなぜか「元気だけが取り柄」の山季が絶不調でした。
17日に梅雨明けしたものの、それまでに1回ダウン汗

先週、連休明けに風邪をひき、
治す間もなくこじらせてしまい、
数年ぶり?と思えるくらい風邪をひかない山季、
エアコンの風でまずは喉をやられました。
2日くらい不愉快な日をすごし、ついに発熱!
ダウンしました。
でも仕事はお休みせず・・・
ところが体を起こせなくなって・・・
突然の熱中症撃沈

ご近所にお住まいの山季のボーイフレンドの
Y君のママにSOSを求めて、そしてY君のパパに
お買い物の品を届けて頂いた始末・・・
本当に助かりましたラブラブ

私が一日を過ごすレッスン室はかなり冷えているのですが、
入れ替わり立ち替わりレッスン生が出入りするので、
身体は冷えるばかり。
喉の渇きが実感できず、
お水を飲まなければ・・・と思いつつも、
レッスンに夢中になったり、
レッスン生との間が空かないと
給水のきっかけを失ってしまいます。

今回はマリンコンサートを目前にして、
その準備やレッスンが立て込んだところに風邪、
そして熱中症!
大袈裟ですが、夜中に味わったの辛さは
「これで終わりかな?」とフガープシュー
そうすると、妙に神経がたってしまい、
あれもしなきゃ!これもしなきゃ!と思い始める。
結局、これで終わりではないのですよね、
人間そう簡単にはくたばらない?!
でも確かに本人はのた打ち回っているのですが・・・

そのような訳でブログのご無沙汰をお詫びします。
これからここまでのご報告を
数日に分けてさせていただきます。


山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 21:10 * comments(0) * -

6月クララ会

早いもので・・・
という言葉を使うのも食傷気味なのですが、
もう2010年の半分がまもなく終わります。

ほんとうに早い・・・
と、タメ息をつきたいところですが、
タメ息厳禁!!!!
そう自身で決めてから、タメ息をつきたくなったら
深呼吸をすることにしています。

26日に6月のクララ会を催しました。

続きを読む >>
山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 20:11 * comments(0) * -

新庄でのコンサート

今週、1年に春(初夏)と冬(晩秋)の2回、お尋ねしている
新庄徳洲会病院主催のコンサートに行って参りました。

東京が梅雨入りした日に伺いましたが、
お蔭様で晴天の中、初日は午後と夜の2回コンサート、
翌日に付設の保育園にお邪魔しました。

このコンサートシリーズも、かれこれ6年目に入りました。

この時期にお邪魔すると、
いつも可愛いサクランボが出迎えてくれます。
また晩秋に伺うとラ・フランスやリンゴ、庄内柿が
たっぷり待っていてくれます。

はたして山季さん、
何に釣られて伺っているのでしょう?


今年は日照時間が短かったために、
サクランボの出来がいまいちで、お店の方にも
「まだ買わないほうがいい!」と言われる始末。
残念でした・・・

でもお夕食の時にお店の方に無理を言って
今春の蕨・・・時すでに遅し、なのですが、
たっぷり出していただきました。
山菜は大好物!
まして、寒い地方の、雪にあった蕨のヌメリは抜群です。

演奏会の内容よりも舌鼓のお話でした・・・

山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 15:20 * comments(0) * -
このページの先頭へ