<< 参りました! | main | 凄い! >>

もったいないレッスン

0

    昨日の大雪から一転、
    今日は素晴らしいお天気。
    出張も無くなり、思いがけない
    1日OFF。
    これまでのMTの資料を整理する
    良い時間をいただきました。
    その上、今日午前中に
    草津白根山の噴火もあり、
    今日は家に足止めされてよかった
    ような気がします。

    さてさて、2月18日に開催される
    第4回越谷達之助名曲コンサートの
    (14時開演、東京建物八重洲ホール)
    練習が始まっています。
    越谷先生の代表的な歌曲
    「初恋(三浦環先生に捧ぐ)」
    を中心にしたコンサート
    《初恋フェスティバル》です。

    越谷達之助先生の作品を
    多くの人にお聴きいただきたいと
    毎年、定期的に開催されている
    コンサートです。
    越谷先生の愛弟子の青木純さんが、
    越谷先生直伝の歌唱法を、
    今回はいわゆるプロの歌手ではなく
    一般公募で選ばれた
    年齢も三段階の三人の歌い手が
    プログラムの前半で
    「初恋」を歌います。
    後半は
    今福充、新南田ゆり、青木純氏らが
    「花のまつり」「ふるさとの空」
    「山の娘」「鹿山峠」
    「花」「夜霧」
    を歌います。
    越谷先生のもと、ずっと越谷先生の
    お作品のピアノ伴奏をしていらした
    小保内恭子先生と青木純さんから
    越谷作品のピアノ伴奏をお習いし、
    小保内先生から、
    「越谷作品のピアノ伴奏法」を
    引き継がせていただいた私、山季が
    前述の3人の「初恋」も含め、
    伴奏させていただきます。
    その3人のために、昨日、
    青木氏が越谷先生直伝の
    「初恋」のレッスンを
    開催しました。
    その内容が大変素晴らしく、
    録画しておけば良かった!と…
    もったい内容のレッスンでした。

    残念かな、私は‘録音’にて
    朗読なさる越谷先生のお声を
    お聞きしただけです。
    個人レッスンの前に、青木氏は
    「越谷作品は、楽譜に記しきれない
    作曲者自身の《嗜好》を知る、
    これが肝要です。例えば、
    極端な音量の強弱を好まれた。
    (わ〜〜、ベートーヴェンと同じ!)
    間をとても大切になさった。
    ひとつの単語であっても、
    次に続く思いを強調するために
    敢えて単語を分けることもある。
    (例:おもいいづる→おもい||いづる)
    越谷先生と同じく、
    明治生まれの有名な歌手、
    奥田良三先生、長門美保先生も、
    西洋のオペラをお歌いになる時は
    当然のように『ベルカント』で
    お歌いになるのに、
    いざ日本歌曲をお歌いになる時は
    『邦楽』の歌い方で
    お歌いになったそうです。
    それを青木氏がお示しくださると
    まさにそうであろう!
    という聴き方が出来ました。

    前奏部分は
    岩に波が当たり砕けるように、
    楽譜上は4分の5拍子ですが、
    ほぼ4分の6拍子?と。
    4拍目の拍頭と裏拍には
    波に打ち崩れる‘間’が必要。
    1度目のリピートはせずに、先へ。
    ダルセーニョは指示通り!
    とにかく越谷先生は口癖のように、
    歌は心で歌いなさい!と
    おっしゃったそうです。
    直伝って貴重ですね。
    しかし、難しいけれど、
    1人でも多くの人に、作曲者の
    思いや考えを知って、「初恋」を
    歌い&奏でて
    いただきたいと思います。
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 22:10 * - * - * - -
    このページの先頭へ