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なるほど…と感心…?

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    年に数回、長文のエッセイを
    多くの「若人たちへ」…(笑)と
    ご郵送くださる、齢80の御仁から、
    年明けに早速頂戴しました。
    彼は既に御子息に会社を引き継ぎ
    後進の指導の傍ら、
    お孫さんとの本格的な山歩き、
    (日本百名山は踏破済みで、
    世界の名山の本も書けるほど)
    さまざまな芸術鑑賞、
    そして当然のように読書…という
    悠々自適の毎日をお過ごしです。
    今回のエッセイに共感した内容が
    ありましたので少しご紹介します。
    滅多にいわゆる世間にはお出ましに
    ならないこの頃のようです。
    今年のお正月に電車にお乗りになり
    都心から小一時間で近県の某所へ
    移動なさった時のことです。

    「多摩川を渡る車窓を楽しもうと
    電車に乗ったのだが、
    車内の乗客は皆、俯いている。
    見事に晴れ渡った東京の正月の空を
    仰ぎ見ないなんて…と思ったが、
    乗客全員が頭を下げ、
    なにやら覗き込んでいる。
    その異様な佇まいに、
    こちらの気持ちが悪くなったので
    車両を変えた。
    ところがそこでも同じ光景を見た。
    テレビ番組を阿保面さげて
    観ている顔ならまだわかる。
    しかし、スマホを覗き込んで
    夢中になっているあの顔は、
    何かに取り憑かれたように見えた。
    仕方がないので目を瞑った。」

    私もなんとなくわかる気がします。
    スマホに夢中になっている自分が
    どういう表情をしているか、
    人にはどう映っているか、
    という感覚は皆無のよう。
    それでいて気になる自分チェックは
    携帯カメラで自分を映す!
    人に見られて恥ずかしいなんて、
    微塵も思わない。
    人のことなど興味なし!
    まぁ、現代ではそれで良いのかも
    しれません(苦笑)

    我が世界に没頭する人が多いためか
    最近は事件、事故での目撃証言が
    極端に少ないとか。
    あればあったで「スマホで動画!」
    それをマスコミに提供!
    そのため、
    連れ去り事件が頻発していても、
    個人情報保護法もあり、
    なかなか証言がとれないとか。
    しかし目撃情報が無いのは、
    実は人のことなど見ていない(笑)
    そんな人が多いそうです。
    その為、今度は
    ごみ収集車に車載カメラを据え、
    情報収集することになったとか…
    監視カメラや情報収集衛星だけでも
    驚いている私ですが、
    路地の中、裏…を走るごみ収集車。
    そこに目を付けたのは
    なるほど…と感心するばかり。

    現代は「スマホを見て人を見ず」
    ガン飛ばし(笑)する若者もなく
    そもそも「ガン飛ばし」も死語?
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 18:40 * - * - * - -
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