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北国の春

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    聞くところによると、
    今の中国で一番人気のある
    日本の音楽は
    谷村新司さんの「昴」と
    千昌夫さんの「北国の春」だそう。
    「夜来香」「蘇州夜曲」ではなく…

    雲ひとつない青空の下の福島駅を
    出て、次は米沢…と思った瞬間
    分厚い残雪が広がっていました。
    大宮辺りでは枝ぶりの大きい
    桜を車窓から楽しんでいましたが、
    宇都宮辺りは梅花が満開の時期。

    今日の山形・新庄の高齢者施設での
    歌唱曲には当然「北国の春」が!
    先月末は「早春賦」すら?でした。
    今日は「早春賦」では季節外れ!
    季節の変わり目は伺う地域によって
    選曲の難しさがあります。
    立派な杉の木に目をやると、
    茶黄色の花粉の束!
    おチビさんたちとはまだ
    「チューリップ」も歌えないなぁ…
    でも、彼らとは通年で
    「カエルの歌」
    を歌っていますから(笑)
    「チューリップ」も
    「ちょうちょう」も
    GO!GO!ですね。
    時間の観念というものは
    「今から過去」へ流れるのではなく
    「未来から今に流れてくる」
    と意識すべしと名言があります。
    故に、彼らには
    そこまできている暖かな明るい春を
    先取りしてもらいます。
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 08:35 * - * - * - -
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