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知らなくてもいいけど…?

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    ちょっと驚きました。
    トンカツの有名店でのこと。
    お茶のサービスを有り難く頂戴!
    少し飲むとお湯飲み茶碗の内側に
    茶渋の帯が…
    気分もよろしくないので、
    お給仕の若者を呼んで、
    酷い茶渋のついたお湯飲み茶碗を
    見せて、‘お茶碗を替えてください’
    とお願いしました。
    するとお茶を注ぎ足そうとしたので
    ‘いやいや、お湯飲み茶碗の茶渋が
    気になるので、お茶碗を取り替えて
    いただきたいのです’と。
    すると“意味不明?”の表情。
    詳しく説明することはせずに
    ご本人が、洗い場なり厨房に
    尋ねるべきだと思いました。
    暫くして戻って来た彼は、
    やっと合点がいった、という表情で
    ニコニコしてお茶の入った
    別の湯飲み茶碗を持ってきました。
    「茶渋がわからなかったの?」
    と尋ねると、申し訳なさそうに
    「はい…」と小さな声で返答。
    そうか…お茶もペットボトルで
    飲む時代…
    ‘お湯飲み茶碗’、その‘蓋’の扱い、
    ‘茶托’どころか‘急須’を知らない
    人たちがどんどん増えています。
    先日、お箸を購入した際に、
    そのお箸が自分のお箸箱に入るか
    否かを知りたくて長さを尋ねた際、
    ‘お箸をお箸箱に入れる…’
    ということよりも
    ‘お箸箱’そのものの存在を知らない
    店員さんに遭遇しました。

    塗り箸を大切にすること、
    また、お箸は家族であっても
    それぞれの所有物だから、
    当然、各人がお箸箱に入れておく
    というご家庭も少なくなった
    のかもしれません。
    日本の文化が
    着々と失われていく現実を
    大変残念に思います。

    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 21:10 * - * - * - -
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