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耳を傾けて

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    ひとつの演奏会が終わると
    さて、その次の準備…
    生活の中の「やるべき事」が
    なかなか出来ず後回しに…
    3月は確定申告があるので
    様々捗りません。
    まして日々の気温差が大きいと
    着る物の選択にも時間がかかり、
    お彼岸、年度末ゆえの行事…
    と、あっという間に時が経過。
    3月26日、山形・新庄への出張日を
    迎えてしまいました。

    新幹線が福島駅を出て
    米沢に向かおうとすると
    春の陽射しの下の残雪が眩しく
    車窓から目に飛び込んできます。
    梅の花が満開!
    遠くの山々は、まだまだ冬山の体。
    近くにのぞむ山々は
    白一色の雪山から
    雪融けが進んだのか逞しい樹々が
    見えています。
    こういう日本の初春の景色を見ると
    私は小さな感動を覚えます。

    しかし新庄は違うようで、
    23日土曜日も雪…どころか
    吹雪いたそう。
    24日日曜日は20センチの積雪。
    25日月曜日も雪が降っていたそう。
    お陰様で26日は晴天に始まり、
    良い空気を身体に取り入れようと
    新庄駅のホームで早速、深呼吸!
    しか〜しっ!
    物凄い量のスギ花粉!
    皮膚に刺さるのが分かります。
    結局、帰りの新幹線では喉の痛み、
    目の痛み、身体はダルいし…
    風邪でないことは何となく分かり…

    タクシーの運転手さんも、
    病院スタッフたちも、
    家の周りは杉の木ばかりだけれど
    何ともない!と。
    こればかりは仕方ないこと。
    新庄のスギ花粉は大粒?元気?
    ともかく強烈でした(苦笑)

    この冬の積雪量は例年の半分。
    田んぼの水が心配だ…とのこと。

    さて、高齢者施設での音楽レクは
    3月ゆえ、卒業シーズンに耳にする
    曲を集めました。
    そして定番曲の「青い山脈」の次、
    山形県民歌「最上川」。
    他のお歌を歌わない参加者も
    これだけはお歌いになる曲です。
    この日は県民歌を歌ったあと
    最近入所なさった女性の利用者が
    何やらブチブチお話なさる…
    よく伺うと、県民歌「最上川」
    についてお話し。掻い摘むと…
    昭和天皇が新庄に行幸なさった折
    最上川をご覧になりたい、と申され
    急遽、お供の方々がご案内した。
    その風景をご覧になられた際に
    詠まれた御うたが この「最上川」

    広き野を
    流れ行けども最上川
    海に入るまで濁らざりけり

    最上川は日本海に注ぐまで、
    急流で川底が深いから
    水が濁らないのだなぁ…
    私も含め利用者の皆様も
    山形県民のスタッフも
    そう解釈していたと思います。
    ところがそのご婦人によると
    米沢の山深い水源から
    糸のような流れが、新庄を経て
    日本海に注ぐ…
    この流れは他県を通ることなく
    山形県だけを通って海に注ぐ…
    それ故に、濁ることなくというのは
    他地域を通らず海に注ぐ!
    という意味だ、と解説して
    くださいました。
    これには殆どの方が
    「トリビアの泉」よろしく
    へ〜〜〜っ!
    今まで知らんかった〜っ!
    あ〜、
    知らんで死ななくて良かった!
    と大爆笑!大盛り上がりでした。

    雑学を披露してくださる方のお話に
    耳を傾けて良かった!
    と、とても得した気分でした。
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 12:15 * - * - * - -
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