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楽しみのひとつ

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    乗り物で移動する際、私なりに
    乗り物別にささやかな楽しみが
    あります。

    例えば飛行機での長時間移動では
    日頃、映画など殆ど観ない私が
    睡眠時間は必ずとり、
    片道に約2本の映画を観ます。
    時に話題作に遭遇して
    流行に乗った気になったり…
    一方でオールドムービーの中の
    美人女優にため息をついたり…

    新幹線の中ではブログを綴ったり、
    JR東日本トランヴェールを読んで
    自身は仕事の移動ながら、
    旅気分を味わうのも一興。
    沢木耕太郎さんのエッセイ
    『旅のつばくろ』も楽しみです。
    8月号には「書物の行方」という
    タイトルで堀辰雄文学記念館を
    筆者が訪ねたことがありました。

    信濃追分駅から歩いて…(略)
    堀辰雄が死ぬ直前まで完成を
    楽しみにしていたという書庫…
    独立した小さな家として
    庭に建てられていた。
    書棚は壁の二面にしかないため
    思いのほか本の数が少ない。
    だが、そのおかげで…

    と続きます。
    記念館前に古書店があって
    筆者がそこの主人とのやりとりを
    するのですが、古書の仕入れは
    どのようにな状況かを尋ねると、
    古書業界全体が供給過剰だ、と。
    古書店の主人の言葉
    「6、70代の男性がいっせいに本を
    処分なさろうとしているせいです。
    この方たちが紙の本を大量に買った
    最後の世代なんだと思います」
    1947年生まれの沢木耕太郎さんも
    これまでに2回の断捨離ならぬ
    本の大量処分をなさったそう。
    1度目は1万冊をブラジルの日系人へ
    2度目は預けておいた倉庫会社が
    倒産して数千冊が消失。
    3度目が必要となっている…とあり
    何を残すか……。
    「確かなことは、残すのは堀辰雄の
    書庫に並べられていたくらいの
    本の数で、本当にこれからの人生で
    必要なものだけになるだろう」
    と結んでありました。

    私も数回
    断捨離?こんまり?
    をしましたが、
    本は楽譜とは別な意味でなかなか
    処分できません。
    特に資料となる本は
    「いつか必ず使う!…?」
    エッセイや純文学は
    抱えての移動できる?
    これが最近無理…
    すべてインターネットで…
    に切り替えるべき?

    人に迷惑をかけないよう、
    本の処分も決行せねば…
    しかし案外、本の整理は
    手指を痛めるのです。
    こんなことを言っていると…(笑)
    すっかり秋の空ですね。
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 16:40 * - * - * - -
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