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数取り

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    私のピアノ練習の空間には
    ピアノと楽譜以外に
    色々なモノがあります。

    その中に「数取り」をするための
    あるモノがあります。
    「数取り」などご存知ないかたも
    多いかもしれませんね。
    「数取りカウンター」
    といえばわかるかな?
    人通りや交通量などを計測する際に
    計測者の手に握られているモノ。

    「数取り」とは数をかぞえる際に
    それを覚えておくためのもの。
    その昔は串や木の枝などを
    ひとつずつ並べていたようです。
    今でも、古い神社などには
    その昔、お百度詣りの人のために
    木札や小石などの数えるためものが
    設置されています。


    どうしても回数を弾きたい!
    という練習があります。
    偏ってもいけないので、
    何回弾いたかをチェックするため、
    集中力を高めるため、など、
    意味合いは様々ですが、
    1回通して弾くたびに
    鉛筆で1マスを埋める
    100マスチェック表を
    「弾きこみ練習」用のために
    生徒に作ってもらいました。
    その練習の意図とは少し違う
    小さな、短い範囲を繰り返す
    回数を重ねる練習の場合
    弾くたびにいちいち鉛筆を持って
    マスを埋めるのは
    繰り返し練習のリズムが崩れます。
    それでマッチ棒の火薬部分を
    カットした10本を使ったり…
    鉛筆を動かしたり…
    色々やりましたが、
    いちいち物を掴んでいるのはダメ!
    それで、考えた末に
    幼児が数を覚える時に使う
    10個〜20個の赤玉、黄玉の
    そろばんを採用(笑)
    鉛筆に持ち替える必要はなく
    ただ単純にそろばんの玉を
    動かせば良いので、
    パートを繰り返すリズムが
    とても良いのです。

    ある生徒のレッスン時、
    片付けておくべき
    子ども用そろばんに目が行き
    練習の話をさせていただくと、
    「私はオハジキでやろうかな」
    「でも、何かのはずみに
    ピアノの中に入るかも…
    ちょっと小さいわね」
    もともと保育士だった彼女は
    「それならお手玉にします。」
    グッドアイデアですね。
    具体的な楽譜の上での練習方法を
    考えるのも楽しいのですが、
    試行錯誤を繰り返し、
    自身が楽しめる練習方法を
    工夫し編み出すのも
    ピアノ練習の醍醐味ですね。
    山季布枝 * 山季の気まぐれブログ * 21:35 * - * - * - -
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